花嫁着付け師
として活動
婚礼の花嫁
着付け師として
挙式や披露宴で婚礼和装を選ばれた新郎新婦様に着付けを行います。当日のスケジュールに合わせて臨機応変に対応しながら、大切なシーンに完璧な着付けで華を添えます。花嫁様のアテンダーとしてのサポート、和装の婚礼マナーを踏まえた立ち居振る舞いのアドバイスなど、きもののプロフェッショナルとしての働きも求められます。昨今は式場が着付け師を直接雇用するケースは少なくなっており、着付け師が所属する事務所に、式場から着付けを依頼されることが増えています。
スタジオで
花嫁着付け師として働く
結婚の記念や、挙式・披露宴の演出の素材として、フォトスタジオで婚礼和装の撮影をされる方が増えています。スタジオで働く場合は、新郎新婦様に婚礼和装の着付けを行い、介添えや撮影時のポージングのアドバイスを行います。スタジオ内だけでなく、屋外のロケーション撮影（公園・神社など）の撮影もあり、新郎新婦様のアテンダーとして移動時等のサポート役も務めます。新郎新婦様にご満足いただける写真となるようにきものの細部まで美しさを追求する、きめ細かな気配りが必要です。
美容室で着付けの
プロフェッショナルとして働く
美容室も着付け師が活躍する場の一つです。振袖や訪問着の着付けを実施されている美容室も多いと思いますが、そのような美容室で和装振付けの技術を活かして働くことも可能です。花嫁着付けの資格を取得していることで、婚礼和装に対応できる証明となり、ワンランク上の着付けが可能な点をアピールできます。また、美容室にとっても、婚礼和装まで対応できることは大きなメリットであり、既存のお客様から婚礼時のヘアメイク・着付けをご依頼いただける可能性も高まります。
着付け師として
幅広く活躍できる人材へ
着付けのなかでもハイレベルな着付け技術を要するのが、花嫁着付けです。花嫁着付けをマスターすることで「幅広い着付けに対応できるプロフェッショナル」として認められるため、婚礼和装以外の着付けの依頼にも対応可能となります。
日本には、七五三、成人式、結婚式など、人生の大切な節目を和装で迎える文化が残っています。技術を習得することで「ご家族やご友人の着付けを行う」「フリーランスの着付け師として活躍する」「花嫁着付け師を求めている企業で働く」など、幅広い活躍が期待されます。